こんにちはチオマです。
今日は暑かったですね。
洗濯物はよく乾きますが、日焼けはしたくない、日焼け止めは痒くなるし・・・
そんな暑さに弱い私ですが、数年前にナイジェリアへ行きました。
その時のカルチャーショックは笑ってしまうほどでした。
今度いつ海外に行けるのかわかりませんが、ナイジェリアへ渡航予定がある人はお役立てください。
(旅行代理店を使わず、全て自分で予防接種の予約からVISA取得までしました。)
というわけで、本日のお題は
目次
【保存版】「アフリカ」ナイジェリア旅行!VISA申請から注意事項まで
今回はナイジェリア渡航の際、役に立つ以下2つの事についてお話をします。
・ナイジェリア旅行準備(VISA取得、予防接種)
・ナイジェリアへ入出国と滞在(注意事項)
ナイジェリア旅行準備
渡航情報の確認
Point①:具体的な準備を始める前に渡航情報を必ず確認
Point②:新型コロナで入国制限している国があり
外務省/情報 URL
◆私の場合
私が渡航した際、危険レベルは2~4でした。
滞在した場所はラゴスで、危険情報の危険レベルは2「不要不急の渡航は止めてください。」のレベルでした。
現在は危険レベルの他にコロナの影響で感染症危険情報も出されています。
高速道路で交通事故、車が大破する事故にもあいましたが特に問題となることは起きませんでした。
Point③:外務省海外安全ホームページに渡航情報を入力
たびレジ(3か月未満の渡航)or オンライン在留届(3か月以上の渡航)の入力
外務省は上記のいずれかを登録して、渡航することを推奨しています。
登録すると以下のような情報がきます。
①出発前から渡航先の安全情報を入手できる。
例:「◯◯地区では外国人旅行者を狙ったひったくりが多発しています!」
②渡航中も最新情報を入手。例:「◯◯地区では外出禁止令が発出されました!」
③現地で事件や事故にあった場合に素早く支援してもらえる。
例:「被害に遭われていませんか?」
(情報:外務省ホームページ/たびレジ)
予防接種・抗マラリヤ薬
Point①:必ず厚生労働省検疫所ホームページで渡航先で、必要とされる予防接種の情報を確認
厚生労働省/検疫所URL
Point②:該当の予防接種をする旨、かかりつけ医に相談
常備薬の相談、黄熱病やポリオ、その他の予防接種について相談してみましょう。
Point③:黄熱予防接種の抗体は10日後、時間に余裕をもって接種
接種10日後から抗体ができるため、日程に余裕をもって医療機関で接種をしてください。
厚生労働省/黄熱ワクチンのURL
黄熱病の予防接種がないとナイジェリアへの入出国できません。ナイジェリア渡航の際、必須の予防接種です。
以前は黄熱病の予防接種は接種後10年で再度接種する必要がありましたが、現在では1度の接種で一生大丈夫です。国際予防接種証明書(黄色の紙)はナイジェリアへ入国、出国の際に提示を求められます。
*国際予防接種証明書を紛失した場合は接種した病院で再発行可能(料金発生します)
黄熱病はどういう病気?
蚊(主にネッタイシマカ)に刺されることで罹る全身性の感染症です。
発熱、寒気、頭痛、筋肉痛、吐き気などの症状が出ます。
有効な予防接種があります。ワクチン接種は指定された施設のみで実施されています。
感染症法では4類に分類されています。人から直接は感染しません。
黄熱の予防接種証明書(イエローカード)の有効期間について、2016年7月11日以降は、これまでの「接種10日後から10年間」から、「接種10日後から生涯有効」へと変更されました。
現在、既にお持ちの有効期間が経過した予防接種証明書も生涯有効なものとして取り扱われます。また、更新手続は不要です。取得した予防接種証明書は紛失しないように、生涯大切に保管してください。
(情報:厚生労働省/FORTH,黄熱について)
Point④:抗マラリヤ薬は渡航前から服用開始する薬もあり、早めに入手
抗マラリア薬は検疫所で、黄熱ワクチン接種の際に併せて入手しました。
マラリアはどういう病気?
マラリア原虫をもった蚊(ハマダラカ属)に刺されることで感染する病気です。
世界中の熱帯・亜熱帯地域で流行しており、2018年11月に公表された統計によると、1年間に約2億2000万人が感染し、推計43万5,000人が死亡しています。日本でも60人前後が輸入感染症として届け出られています。
1週間から4週間ほどの潜伏期間をおいて、発熱、寒気、頭痛、嘔吐、関節痛、筋肉痛などの症状が出ます。
マラリアには5種類(熱帯熱マラリア、三日熱マラリア、四日熱マラリア、卵形マラリア、サルマラリアPlasmodium knowlesi)があります。その中でも、熱帯熱マラリアは発症から24時間以内に治療しないと重症化し、しばしば死に至ります。脳症、腎症、肺水腫、出血傾向、重症貧血など、さまざまな合併症がみられます。
(情報:厚生労働省/FORTH,マラリアについて)
◆私の場合
私は黄熱病の予防接種以外にポリオの予防接種をしました。
勿論、抗マラリア薬を服用しました。
マラリア予防薬は薬剤によっては治療薬でもある場合があります。
少し高価ではありますが、効果はあります。
一緒に滞在したナイジェリア人は服用しなかったため、後日マラリアを発症していました。
正しく服用し、余計な感染症にかからないようにしましょう。
航空券
一般的な航空会社は以下です。
エミレーツ航空
カタール航空
エチオピア航空
◆私の場合
成田発のラゴス空港着便は150000円前後です。
トランジットで待ち時間が少ない場合は、19時間のフライトでラゴスにつきます。
私はカタール航空を使用したので、トランジット(3時間)はドーハでした。
ドーハはとても興味深かったです。フムスを食べなかったこと、後悔しました。
でも、金のネックレス(21金)を買いました。
日本では18金が主流ですが、海外で21金が多いですよね。
ナイジェリアの人達は日本からナイジェリアへ帰国の際、エチオピア航空かエミレーツ航空を利用していることが多いです。
ちなみに、深夜便等の場合はシャワー浴びてから搭乗前にシャワーを浴びて長旅に備えましょう。

Qatar Airways(カタール航空)
カタール航空は上質のサービス、そしてとてもお得な運賃で 世界150以上の都市へ就航している。
現在、東京(成田、羽田)からドーハへ就航
欧州行き早割り運賃「オリックス40」76,300円~人気のヨーロッパ10都市へ【カタール航空】
VISA取得
Point①:申請日、受取日の曜日や時間の指定があり
Point②:大使館ホームページで確認し、時間に余裕をもって準備
Point③:査証によって、身元保証人紹介状も必要
Point④:渡航目的にわせて書類も変わる
ナイジェリアの査証申請はすべて英語です。Google先生に登場してもらい記入しました。
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(情報:在日本ナイジェリア大使館ホームページ/査証)
◆私の場合
私は訪問ビザで渡航しました。
ナイジェリア人の身元保証人は彼のお兄さんでした。
お兄さん(ナイジェリア在住)紹介状を書いてもらい、メールで受け取りました(紹介状に身元保証人の署名必要)。
お兄さんのパスポートのコピーも送ってもらいました。
入国/出国注意点
Point①:入出国時に入管の職員にお金や物を要求さる
審査ゲートに並んでいる際に、入国の紙を記入させられます。英語ですが、簡単ですから大丈夫です。
Point②:事前にお金を払うと、入国審査のゲートで優先的に通過できる
お金で人を雇うと、お迎えが入国ゲートからきて審査を優先してもらえます。
私はそんなものを利用せず、おとなしく待ちました。
◆私の場合
私は何一つあげませんでした・・・それでも入出国はできました!
何か言われたら日本大使館に連絡を取ることを要求しようと思っていました。
彼らは日本人には友好的です。パスポートを見て日本人だとわかると驚いた顔をしていました。
入国審査ゲートを通過した後、女性の職員に手招きされたのでそちらへ行くと、「カバンを開けろ、中には何が入っているのか?何か欲しい」と要求されましたが、丁重にお断りしました。wwww
また、滞在の章で記載していますが、どんな親しい人からも荷物はあずからないこと!
知らない間にカバンを取り違えされる可能性もあるため、目を離さないこと!
安全な日本で暮らしている人には理解できない犯罪に巻き込まれる可能性があります。気をつけましょう。
あると便利な持ち物
Point①:虫よけ商品は必須
蚊を媒介にして感染症にかかるため、日本製の虫よけ薬は忘れずに持っていきましょう。
★必要なもの
・虫よけスプレー
スプレータイプ、液体タイプ、マットタイプ(私はスプレーをいくつか持参しました)
・ウエットティッシュ、ティッシュ
・虫刺されの薬
・日焼け止めクリーム
・抗菌剤(外用薬)
・抗生剤(内服)
・腹痛、頭痛薬
・電圧変換機
★あったら役立つもの
・日本の美味しいお土産
お好み焼きMix, 日本のお菓子
・折り紙
・けん玉
◆私の場合
子供たちは折り鶴を見て感心していました。日本のお菓子(駄菓子類、高級なクッキー等)も子供たちには好評でした。
ナイジェリア滞在
Point①:強盗に会った場合、日本とは違います。お金を渡して命を守る
これは、日本在住のナイジェリアの人にもらったアドバイスです。
Point②:拉致され、お金を要求されたりすることもある
そこは日本のように安全ではない。一人で外出は控えましょう。
Point③:帰国の際に、絶対に荷物を預からない!!(恋人であっても)
荷物を目の届く場所にいつも置いておいてください。
重要【日本人の女性へ】
知らない間にスーツケースを取り違いされたり、恋人に荷物を渡され日本入国の際に逮捕された女性はたくさんいます。
入国して安心し、そのまま連行されてしまいます。私は大丈夫は通用しないのが現実です。
*違法な薬物の持ち込みを知らない間にしていても、あなたは牢屋に入れられます。事例多数あり。
まとめ
日本とは全てが違います。
私はナイジェリアが好きです。
みんな陽気ですし、子供たちは踊りがホントに上手です。
日本は決まりばかりですが、自由を感じます。
今の情況が少しずつでも改善して、またアフリカへ行くことができますように。
お体ご自愛下さい。